☆ 夢で、また逢えたら ☆ 〜 Je t'aime et je t'aimerai pour toujours 〜

大好きなこと、楽しいことを記録しておくための備忘録ブログです。夢の中でまた、あの楽しかった時間を思い出して幸せな気持ちに浸りたい。。。オペラ、バレエが大好き。2009年に人生で初めてジャニーズの嵐と出会い、V6三宅健が気になりだし、2016年春にジャニーズJr.のお兄ちゃんグループでダンスとアクロバットが最高に格好いいSnow Manに急直下どハマりしてしまいました。

スパノバ考②

3月11日にに日帰りで大阪遠征をした。

月日が経つのは早いもので、あれからあっという間に1ヶ月以上が経ってしまった。期末期初で繁忙(と言いつつ実は年がら年中繁忙)ということもあるのだが、その間沢山のことがありすぎてせっかくの春松竹の記憶が少しずつ薄れつつあるので、ようやく重い腰をあげることにする。

 

前回「スパノバ考」を書いた際、思いがけず多くの反響を頂き有難うございます。

気楽に気軽に書きすぎたので、見方を変えれば暴言ととられかねないような内容であったにもかかわらず、思った以上に沢山の好意的な反感想を数多く頂き、改めて感謝すると共にただただ恐縮するのみである。

 

そもそも私にとってブログを書く目的は第一に自分のための備忘録ということなので、先ずはその時思ったことを書く。決して多勢に迎合せずに思ったままを書く、ということを課している。後で読み返して当時とまた違った考えになっていることもあるだろうけれど、その時にこう思った、これこそがまさに備忘録なのである。だから今回も思ったままを書く。 

失礼があったら本当にゴメンなさい。でも悪口ではないのでどうぞよろしくです。

  

脱線してしまった。

話は戻り、3月11日に関西ジャニーズJr.「春のSHOW合戦(通称 :春松竹)」に行ってきた。3月は予定が詰まっていて忙しいのと期末で仕事も最繁忙期にあたるため、泊まりではとても無理そうなので昼夜2公演観て日帰りをしようということになった。同行者は前回と同じくV6友と、いつの間にかWEST、ジュニア、と関西まるごと大好きになってしまったSMAP&嵐担の友人である。

 

今回の私の目的はただ一つ。向井康二である。

 

既出のとおり、私が好きなグループはSnow Manである。2016年に滝沢歌舞伎で一気に陥落して以来、ここだけは何があっても揺らがない私の盤石である。

 

しかし、向井康二は私の中では決して素通り出来ない存在なのだ。

定期的に彼の生存確認をテレビではなく生の舞台でしなくてはならない、そんな子なのである。少し前に東京で行われた「東西SHOW合戦」はチケットに当選しなかった。直前まで交換を試みたが全然ダメだった。チケットがなかったので観られずに終わったのが本当に残念。だってものすごく面白かったというから。

向井康二くんに加え、室龍太くんも大活躍だったというではないか!西畑くんは、、、、もうあの子はデキる子なんでね。

 

さて、今回の春松竹でも向井康二が「スパノバ」をやると。

そんな噂が流れてきた。

 

前回の構成がとても好きだったけれど、さすがに同じ構成ではこないだろうと思っていたら案の定だった。

 

あー、やっぱりいいな、向井康二のスパノバ。

他のJr.の追随を許さないスパノバ。

 

これを少クラでやらないだなんて心底勿体なさすぎる。

是非NHKにリクエストを出さなくては。

これはね、他のグループに歌わせている場合じゃないんだよ。ぎゃふんと言わせてやれ、ぎゃふんと!

 

で、記憶が違ってたらごめんなさい。

 

 前回バックについていたのは古謝くんと朝田くんだっけ?向井くんのスパノバが強烈すぎて記憶が曖昧なのだけれど、でもバック2人は決して霞んでなくて、3人揃ってのスパノバが本当に素晴らしかった。

いやいやもう何度も言うけど向井くんが強烈すぎて後ろの2人が景色になってた。

でもこれってすごい褒め言葉だと思っていただけると嬉しい。センターの領域を侵食することなく、2人はバックをしっかり遂行していたってことなんだから!

 

今回バックを務めるのは草間リチャード、藤原丈一郎大橋和也、今江くん(合ってる?ごめんなさい、下の名前がわからない)。

 

さてさて。

時々今江大橋が目の端に入るけど、私には向井藤原草間の3人だけで完璧に期待通りのパートナーシップだったので他の2人はごめんなさい、殆ど見ていなかった。

 

くんとリチャは向井くん同様、言ってみれば関西ではお笑い担当のチョケ組だと思うんだけど、この2人が向井くんのバックについた時に眼光鋭く踊る姿が超絶格好いい。向井康二にきっちりついていってる。最高にキレてる。なにかこう、向かってくるような勢い、向井康二の後ろだけど隙あれば俺も見ろ的なガツガツした感じいいやらしさがない。しかも3人のパフォーマンスの相性がいい。

 

あぁ、バッキバキのガッチガチに格好よく踊っていて度肝を抜かれた。だって前回と全然違うんだもん!同じスパノバでも見せ方を変えてくるところが心憎い。向井康二は生粋のV6ヲタでV6楽曲理解者だな。

実は、たまに目の端に入る今江くんもしっかり踊っていてみたい気持ちはあったのだけれど、残念ながらシンメにいた大橋くんが時折可愛い笑顔を見せているせいでとても見ることができず、だからと言って今江くんだけ見ると視覚シンメ的にバランスが悪いので、結果向井くんの後ろにがっつりつく丈くんとリチャしか見なかった。

 

 

伝わらないだろうけど、大橋くんに一言物申しておく。大橋くんの笑顔は本当に可愛い。アイドルスマイルで可愛いし、そういうところが沢山のファンを魅了する一部でもあるんだろうけれど、スパノバでは笑顔は絶対に見せるべきでない。スパノバって楽しい楽曲じゃないんだよ。笑いながら踊る曲じゃないんだ。

大橋くんの笑顔が目の端に入るたびに、違うんだよ、違う!とちょっとした怒りがこみ上げてくるので、3人だけに集中して恣意的に大橋今江を視界から締め出した私。

 

正直今までスパノバを笑顔で踊っている人は見たことがない。大橋くんはなんで笑いながらスパノバを踊ったんだろう?スパノバという曲を理解して踊っていたんだろうか?もし理解した上での笑顔だとしたら、残念ながら見せ方は期待とは違っていた。よって対の今江くんをほぼ見ずに終わった。今江くんよすまぬ。

 

もしも後輩に曲の理解を事前にしっかり伝えきれていなかった向井くんの責任なのかもしれないし、しっかり理解した上でやっぱり笑顔を封印できなかったのだとしたらそれは大橋くんの力不足若しくは役不足

 

但し。

 

見つけてしまった。

 

私は見つけてしまったのだよ。 

 

 

向井康二に続く私的関西のホープ。それは藤原丈一郎

 

草間リチャードは丈くんとセットで本当に素晴らしいと思った。今のところお笑い以外で単体で素晴らしいと思う瞬間はまだ訪れていないので、是非彼のパフォーマンスのこれからの更なる成長を期待している。

 

 

でも次回の松竹でのショーではスパノバは1回休憩しておこう。一旦休憩を入れて練り込んだ上で次々回くらいに大きな集団を従えたスパノバを見せてもらえると嬉しいな。

全員無表情・無機質でガツガツ踊るの。絶対に格好いいはず。

 

 

 

それにしても向井くんは期待を本当に裏切らない。

やっぱり君は関西を背負っているよ。本当は甘えたいくせにお兄ちゃんをしっかりやってるよ。だからなのかな、向井くんのスパノバがキレッキレで勢いがあるのにどこか切ないのは。

 

本当はもっと細かく書きたいのだけれど、大橋くんへの笑顔封印@スパノバを書いただけでなんか疲れてしまったので今日のところはこの辺で。

 

 

 

 

さて、次回行けるかどうかは別として、関西Jr.のショーではやっぱり先ずは向井康二くん、そして歌舞伎を終えて室龍太くんがどう成長したのか確認するのが楽しみ。そして丈くん!リチャード!この2人は私の要チェックリスト入りした。

 

加えて、それ以外の関西の逸材を見つけるのも楽しみ。

 

関西は今とても熱い。ジャニーズWebの関西Jr.のブログを読んでいると、最初に見たスパノバでバックにいた(でも残念ながら記憶が薄れつつある)古謝くんがとてつもなく熱い男だとわかったし、ドラマで東京進出を果たした道枝くんもいる。

 

見るたびに新しい発見がある関西Jr.の松竹でのSHOW。

東京のJr.にはなかなかないJr.だけのSHOWを定期的に年数度できるなんて実はすごいことなんだと思う。東京Jr.だって本当はやりたいに違いないことをできているではないか?全国的メディア出演のチャンスは確かに少ないかもしれないが、それに匹敵する機会はこうしてもらえてる。だからこそ実力がついてファンが年々増えている。自分たちの環境が東京に負けているなんて絶対にないから言っちゃダメ。もしかしたら東京以上にいい環境を与えていただいているのかもよ。

 

こんな熱い関西に足を踏み入れてしまったからには、関西の皆様、毒を吐くかもしれないけれど是非私を受け入れてくださいませ。

 

全然スパノバ考にならなかった。やっぱりすぐに書かないとだめよね。

 

 

Snow Manと出会った2016年、Jr.を知った2016年。

2016年、私の中で最も衝撃的だった出来事は「Snow Manとの出会い」だ。

 

私のジャニーズ歴は10年にも満たず、その割には嵐、途中から加わったV6を中心に一生懸命ジャニゴトをしている方だと思う。けれどそれでもまだわずか数年のジャニーズ歴である。知らないこと、足を踏み入れてないテリトリーは山ほどある。

 

さて、2016年春まで私はジャニーズJr.にはまったく興味がなかった。

興味がないというより、おばさんの私が足を踏み入れてはいけない若者たちの世界だと思い、意識的に遠ざけていた。

 

友人が今度ジャニーズJr.に行ってみませんか?と誘ってくれても

「大丈夫(興味ないから)」と答え、

今のJr.は本当にレベルが高いので◯◯さん(私)もきっと好きになると思いますよ、と言われても。

「大丈夫(本当に興味ないから)」と答えていた。

 

 

2016年の春に大好きなV6の三宅健君が滝沢歌舞伎に出演することになり、初めて「滝沢歌舞伎」を観に行った。

 

毎度お馴染みチケット争奪戦(大激戦)の中当選した、たった1日だけの公演に行く数週間前、V6担の友人と2人、我家でV6会をしながら来るべき滝沢歌舞伎について色々情報交換をしていた。

友人が、今回の「滝沢歌舞伎」では”さっくん”と呼ばれるジャニーズJr.の男の子が三宅健くんに絡み纏わり付いてウザがられているが、それが逆に評判となっているらしいと教えてくれた。

ジャニーズJr.に一切興味がない私は、「私の健くんがJr.に絡まれているだなんて100年早い!許しがたい!」と思ったが、「へー、そうなんだ」で話は終わってしまった。

それくらいそんなことには興味がなかったのだ。

 

そのV6会の最中、ちょうどいいタイミングで共通の知人から連絡があった。来週の滝沢歌舞伎のチケットが2枚あまっているので行かないか、とのこと。一緒にいた友人は行けないというが、1日だけの公演鑑賞では淋しいと思っていた私は、同行者を決める前から「私、行きます!」と速攻返事した。

後になって知ったのだが、滝沢歌舞伎のチケットはプレミア物らしく、それを譲ってくれた友人に感謝。さすが滝様ファン、慈愛平等精神はファンにも受け継がれている。。。。

 

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鑑賞日当日、そもそも私は健君しか目当てではないのだが、そう言えば6〜7年くらい前に会社の同僚からチケットを譲受けて「滝沢演舞場」に行ったなぁ、なんてことを思い出しつつ、あれからどう変わったのかな、なんて漠然と思いつつ、ほぼ何の予備知識・事前情報もなしに滝沢歌舞伎を観た。

 

始まった瞬間、2人の背が高い若い男性2人が登場した。

男の子じゃなくて男性だった。

そのうちの1人がジェシーだというのは何となくわかった。

ジャニーズJr.をほとんど知らず、予備知識もない私がたまたま知っていたのはジェシー、そして昨年「エリザベート」で認知した京本大我、この2人だけだった。

だけど気になったのはジェシーでも大我でもなくて、ジェシーと一緒に登場してきた男性。すっとした顔立ち。剣を操りながらひらりと軽く宙を舞う彼の所作の美しさ、ひとつひとつの動きの鋭さ、観賞しながらそれらがとても気になって気になってしょうがなかった。

 

滝沢歌舞伎の内容については既に沢山の方々がお書きになっているのと、その頃あまりにも知識がなさすぎたこと、そもそもちゃんと見れていないという理由から割愛させていただくが、とにかく全体的に想像していた以上にクオリティが高くてびっくり。目から鱗とはまさにこのことだった。

 

幕間にチケットを譲ってくれた滝様担の友人に1人1人名前を教えてもらった。

ジャニーズJr.初見の私がものすごく気になっていたのが岩本照という子だよ、と教えてくれた。

 

「一発目で登場した背が高くてかっこいい日本顔のジャニーズっぽくない方の子は誰?」→岩本照

「声に張りがあって”私は格好いい”って言ってた本当にちょっと格好いい子は誰?」→渡辺翔

「おまるは何ていう子?」→深澤辰也

「怖そうな顔のお侍さんは?」→宮舘涼太

気象予報士ってあの子なのね」←阿部亮平はジャニーズ初の気象予報士誕生!とニュースで流れていたため、名前だけ知っていた

「頭の鯉のぼりが可愛いバカ殿は?」→佐久間大介(”可愛い”はこの時はまだ鯉のぼりに対しての形容詞)

 

私が気になった子の殆どがSnow Manというグループに所属している子達ということだった。先日、V6担の友人が話していた「さっくん」という子もそのグループの中の1人でバカ殿役の子、ちなみに役だけでなく本来の彼もちょっとおバカちゃんだと教えてもらった。

 

Snow Manとやらいうグループ、全員の顔と名前はまだ一致していないが、なんか気になる。だってパフォーマンスが群を抜いて美しいし、舞台の上で圧倒的な存在感を放っているんだもの。

これは本当にJr.なのか?JACじゃないのか?と何度も確認した。

 

特別目をひいたのは岩本照だった。

彼の舞台上での立居振舞いはあまりにも凄みに溢れており、高身長のせいもあって舞台映えが半端ない。口上だってあれは私が思い込んでいたJr.のレベルではない。その後にいろいろ知ることになるのだが、初見で彼のパフォーマンスの全てがJr.のレベルにもう収まりきっていないことがわかってしまった。

 

 

2週間後、自分が唯一当選した1口で2度目の滝沢歌舞伎。

 

やっぱり面白い、面白すぎる!

やっぱり素晴らしい、すごい!期待以上!

 

そう言えばこの公演鑑賞の前の回、つまり初めての滝沢歌舞伎鑑賞で初めてShow Manを認識した公演の日の席は花道脇の良席だった。

その時はまだ各人の名前を幕間に確認しただけでうろ覚え。名前と顔は全く一致しておらず、誰か特定の人だけを目で追い続けられるようなレベルでもなかった。

 

知らないということはげに恐ろしきなり。

数ヶ月後のDVD発売によって知ることになるのだが、

あの時私の傍を歩いて行ったのは渡辺翔太、阿部亮平、、、、、

そして、ただげらげら見て笑って楽しんでいた、そこにいたおまるは深澤辰也、、、、、

 

 

 

滝沢歌舞伎観賞もあっという間に終わり、Snow Manをうっすら思い出しながら日々を過ごしていたら、ほどなくして「あの子たち少年倶楽部に出てるよ。」と友人が教えてくれた。

見てみた。岩本照やっぱりすごいな。

 

V6担の友人とはその後お互い別々に滝沢歌舞伎観賞をしていたのだが、彼女から、佐久間大介が気になり始めた、と聞いた。

 

私も岩本照が気になる。おまるも好き。なべしょ君という子もなんか可愛いわ。あべだてももっと見たい。では一緒にクリエに行きましょう!ということになったが、残念ながら既に申込みが終了していた。

申込終了どころか、このSnow Manというグループは、実はたった数枚の当日券に1,000人以上が並ぶ人気Jr.グループだということもその時に知った。

 

そして、サマステ。このサマステでクリエ不参戦のリベンジを果たした私は衝撃的なものを目にする。

 

佐久間大介というSnow Manの最終兵器である。

 

生の舞台、踊りを直に見ていると、彼の踊りにどうしても目が行ってしまうのだ。

彼がTVに出ている時、そんなに格好いいとも可愛いとも思わなかったのに、実物の佐久間大介が妖艶で、踊りが何かを物語っているかのような豊かな表現で、実は彼もまたTVには十分収まりきっていないことが発覚した。

 

私もバレエをしているのだが、彼のPort De Bras(ポール・ド・ブラ)の美しさはバレエの経験からくる賜物に間違いないと思うし、突出した表現力もバレエのマイムからきているものなんだろうか?

 

宮舘涼太の踊りもキレッキレだし、岩本照は言わずもがな。深澤辰也がおまるとは全然別人の格好よさで、渡辺翔太の色気もすごい。そして阿部亮平、、、、なんだこりゃ!なんて可愛い子なんだ!と。

 

だけど、踊ってる佐久間大介を目にしたもうその瞬間から一気に佐久間大介に急降下。

 

岩本照も相変わらず好きだ。

みんなのことがものすごく好きな中での予期せぬ佐久間大介急降下事件。

 

「少年たち」には7回行った。

Snow Manのことがお好きな皆さんと比較すると決して多くはないのかもしれないが、Jr.初心者の私にはこの回数は驚きの数字である。

ものすごい勢いでSnow Manにハマっている私に、公演に当選した周囲の友人のほぼ全てが声を掛けてくれたおかげで同行させて頂くことができた。

私が当選した1日はなんとA列角席という生まれて初めての良席で、すぐそばに立って演技する宮舘亮太が動くたびに体温を感じ、深澤辰也が前を駆け抜けた時に舞い立つ風を感じ、私の血圧は300を突破しているんじゃないかと思うくらい訳が分からなくなった。

 

90度の壁を垂直に滑り落ちるジェットコースターに乗ったくらいの勢い(ここまでの角度だと滑る、じゃなくてただの落下だが)でSnow Manに一気にオチた私。

 

それだけではない。そうしてSnow Manをきっかけに色々調べたおかげで、今年初めてKis-My-Ft2のコンサートに行き、A.B.C-Zのコンサートに行き、「アンダースタディ」「ダニーボーイズ」「三婆」等ジャニーズJr.の子たちそれぞれにが出演する様々な舞台にも足を運び、Snow Manだけじゃなく全体のレベルが自分が思っていた以上に高いことを知ることもできた。

ジャニーズJr.を知る前の昨年から行っている「エリザベート」には今年もまた行き、こういう場面でもジャニーズの人たちが活躍していることを知り、改めて驚嘆した。

また年末には初めてジャニーズWESTのコンサートに行き、その際に関西ジャニーズJr.のショーにも行き、関西ジャニーズJr.のレベルの高さを知り、関西陣ならではの結束の固さも肌で感じることが出来た。

 

今年、Snow Manを知り私の世界は広がった。

ジャニーズライフがもっともっと楽しくなった。

 

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4月

「滝沢歌舞伎」でSnow Manを知った。

 

5月

クリエがものすごい倍率だと知って衝撃を受けつつ、ネット検索でSnow Manを調べ続けた。この月から毎週少クラを見ることになった。

 

6月

過去のDVDを買い漁った。オトナだから出来るものすごいお金の使い方をした。

オトナだからね、いいんだよ、オトナだから。

 

7月

顔と名前が一致して以来初めて、サマステでSnow Manがダンスしているところを生で見た。衝撃を受け、寒気が止まらなくなった。こんな子たちがJr.という狭い世界にい続けていいわけがないという確信を持った。

 

8月

Kis-My-Ft2のコンサートに行き、PHYCHOで踊り狂う佐久間大介と岩本照に悶え殺されかけた。その奥にいる渡辺翔太がちらっと見えた時、彼のことももっと見たい!と思ったが私には目が2つしかなかった、、、、

 

9月

「少年たち」でSnow Manが踊りだけではない、舞台役者としても実に素晴らしいことを確信。初めてお手紙(ファンレター)なるものを書いてみた。もちろん返事はない。

滝沢歌舞伎DVDを見て、当時見えてなかったものが色々見えて愕然とする。自分が花道脇の良席で深澤辰也、渡辺翔太、阿部亮平とものすごく近い位置にいたことを知り、その時に彼らのことを認識していなかった自分を激しく罵る。

バカバカバカ!(ポカポカ!!)

 

10月

何もない淋しさから更に買い物に拍車がかかる。

いいんだよ、いいんだよ、オトナだからね。いやもう本当にいいオトナだから!

そして自分を落ち着かせるために本来自分がいたクラシックの世界に戻る。

 

11月

クラシックの世界に浸り、やっぱり私のいる世界はここなのかもしれない、と安らかにチャイコフスキーヴェルディワーグナーの世界に沈む。

 

12月

ジャニアイで再びテンションがだだ上がる。クラシックで一旦落ち着いたはずの心が凄まじい勢いでざわつき、白目をむいて泡を噴き出さんかばかりの勢いでジャニアイ舞台を見つめている。今回も多くの友人が声をかけてくれていることにただただ感謝。

 

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以上が私の2016年の年表である。

この勢いで2017年もジャニヲタライフを更に充実させていこうと思っている。

 

そして2017年。

この年、Snow Manがさらなる高みに到達することを願ってやまない。

 

深澤辰也の滝沢歌舞伎千龝樂の口上

「僕はSnow Manのためならなんだってやってやります!」

この言葉はSnow Manの公式の決意表明だ。

 

私がSnow Manのためにできることは応援し続けること。声を発し続けること。それを実現させるため可能な限り出来るサポートを続けること。何ができるか本当にわからないが、私ができることなら、私だってなんだってやってやるつもりだ。

 

彼の、彼らの夢が実現する日が刻々と迫っていると信じ、応援する。

 

 

2016年、Snow Manとの出会いに感謝。

そして2017年も力一杯、全力で、全身全霊を込めてSnow Manを応援する。

 

夢を掴め。

 

光り輝くSnow Man。

 

 

 

 

 

スパノバ考

V6ファンが「スパノバ」と略す楽曲の正式なタイトルは「Supernova」。

今回はこの楽曲について考えたい。

 

何故「今」考えたいのか?

 

今までV6以外のアーティストが歌うのを見たことがないこのスパノバを、ジャニーズジュニアが歌うのを2通り見てしまったからなのだ。

V6だからこそ歌える大人のエロダダ漏れの曲と信じて疑わなかったこの楽曲を、、、、

彼らにしか歌えないと思っていたこの曲を、、、、、

あぁ、なんということ!1年のうちにスパノバのコピーを2通りも見るなんて思いもしなかった。

 

だからこそ!この機会にだからこそ!!!!!

、、、、、物申しておきたいのである。

 

ジャニーズジュニア。

「ジュニア」という名称だけあって、そこまではまだ成熟していないBoys集団、ジャニーズのアイドル予備軍である。

 

大人の男ではない。人生経験は同じ年頃の子達と比較すると決して浅くはないだろうけれど、深いわけでは全くない。

だからというわけでもないのだが、スパノバはこの子たちにはまだ早い。

 

そのあたりわかっているに違いないと思うのだが、それでも歌いたいのはなぜか?

 

真相はわからないが、スパノバはあまりにも粋である。20代踊れる男子にありがちな、カッコよさへの憧れで選曲してしまったのかもしれないと勝手に想像している。

もしかしてこれを演れば、きっと自分(たち)もカッコよくなると信じているのではないか?

 

甘い。甘いよ。

これは踊れる人たちが踊りを抑えているにもかかわらず、「かっこひぃぃぃぃぃぃぃ、、、、」と無意識に呟いてしまうくらい完成度が高いのである。

 

「抑える」という美意識を持ちつつ実際に抑えることができる、本当は100%出しているけど80%にしか見せない心地いいラフさ、軽く自己主張しているくせに結果としてグループ全体の統一感も完成度も高い。普段エロを感じない男性から溢れ出てしまうエロ、素敵に年齢を重ねたセクシー満載の大人の男だけが歌える曲なのだ。

 

 

はーい、残念でした。

わかったか、ジュニアよ!下がれ!下がれ下がれーーーーーーっ!

 

皆さんからの非難言い分を受け止めるべくあえて名前(グループ名)を出して言うが、今年Travis Japan、通称トラジャが演るスパノバを観た。

夏に行われたサマステで観たのである。

 

違和感しかなかった。

ダンスも上手いんだろうけれど

反芻も咀嚼もできないくらいがっかりした。

 

あれはスパノバじゃない。

 

終演後、V6ファンの友人に「彼らがなぜこの曲を選んだのかわからない、本来であれば彼らにできる曲、彼らにフィットする曲はほかにいくらでもあったろうに。」と感想を送った。

 

ほどなくして、NHKの「少年倶楽部」でトラジャのスパノバが放映された。

彼女からすぐさま感想がきた。

 

「なんだか無性に腹が立った。もう二度と演らないでほしい。」と。

 

別にトラジャが悪いわけではない。

この曲はVファンにとっては大切な1曲なのである。

もしかして他のVファンの皆さんにそこまでの思い入れがなかったらごめんなさい。

少なくとも私と私のその友達にとっては大事な大事な曲なのだ。

だからこそ覚悟を決めて演っていただかないと。

 

トラジャにはスパノバを消化するだけの理解力はなかった。

残念ながら自己満足だけのパフォーマンス。手足をバタバタさせつつカッコよさげなポージングを決めて、カッコいい体(テイ)で踊って見せているけどただそれだけだった。

 

更に言うなら、この曲には手足の長さやスタイルの良さも必要で、

トラジャには手足が長くスタイルのいい森田美勇人もいるのだけれど、そんな彼はスパノバにはかわいすぎるのでやっぱりダメなのだ。

 

(一応言い訳しておくが、私は川島如恵留も森田美勇人もチェックしている。今年は「アンダースタディ」で仲田拡輝も認識した。ABC座も観に行ったし、そもそも嵐のバックを務めているということで身近に感じているジュニアのグループのひとつで決して嫌いだからこれを書いているのではない。)

 

グループで一糸乱れぬパフォーマンスを見せるなんていう統一感なんてこの曲には一切必要ない。各個人がそれぞれに魅せるバラバラだけど卓越した表現力が必要なのだ。

そのバラバラの表現を、あたかも全体で意味を為すものかのように持っていく、そんないぶし銀のような職人気質こそが光る楽曲なのだ。

 

この領域を荒らしてほしくない。

この領域にどうしても足を踏み入れたいのなら、

 

①    自分たちを格好よく見せることは後回し。この曲を理解して踊れば、格好よさなんて求めなくてもあとからついてくるのだ。

②    オリジナリティを出せ。人生を経験しつつ今の地位を築いた6人を真似てもしょうがない。敵うわけがないのだ。

③    セクシーを勘違いするな。彼らのエロさ、セクシーさは狙って見せられているものでもなんでもない。結果として超絶セクシーで且つ呼吸困難にあるほどエロくなっただけなのである。

 

他にも言いたいことはあるが、とどのつまり生半可な格好よさを求めて演ってくれるなということ、ただそれだけなのである。

 

依怙贔屓が前面に出た意見で申し訳ないが、スパノバを格好よく演じられるジュニアは、私はSnow Manだけだと思っている。

普段のパフォーマンスでも時折いやらしく垣間見えることがあるエロ。

オリジナリティを見せるべきところでオリジナリティを出し、その楽曲のオリジナルで勝負すべき場面では自分たちのオリジナリティをきっちり封印して職人の如く一分の隙もない完璧に出来上がったパフォーマンスで魅了する。

そんなことをさらっとやってのける彼らだけがそこそこのレベルくらいまでは勝負出来るんじゃないかと思っている。思っていた。いや、もちろん今でも思っている。

 

ところが。

 

先を越されてしまった。

 

向井康二

 

向井康二は関西ジュニアの中心メンバーとなって東京を脅かす先鋒にいる子である。

この週末に関西ジュニアが出演するクリスマスショーなるものを観に行ってきたのだが、初めての関西ジュニアで当然のことながら初めて観る向井康二

WESTの初ドームコンに誘われて久しぶりの遠征ついでに、なかなか見る機会のない関西ジュニアも見てみましょう、ということでWEST含め全て友人がチケットの手配をしてくれた。テレビで見てもあまり興味のなかった彼らだけど、とりあえずは見てみましょう、という軽めの気持ちだった。

 

少し前に風の噂で、彼がスパノバをやったというのは聞いていた。

でもそれ以上の興味も、それ以下の批判もなく、すっかり忘れていた。

 

そんなところに意表をついていきなり見せられたスパノバ。

 

2人のジュニアを従えて出てきた彼のダンスはキレッキレで、まいじゃにでみるちょけた子とは別人だった。

 

驚いたのは彼のスパノバの仕上げ方。

 

とにかく一言で言うならキレッキレ。

だけど、「俺を見ろ」的エゴイズムは一切なく、その世界の中で時折鋭い眼差しを向けながら淡々と踊っているくせに動きだけは淡々じゃなく、V6のような軽めの心地いい脱力もなく全力でキレッキレ。

しかもエロティシズムなんてどこにもない。ないくせに「スパノバ」なのだ。

 

聞けばVファン(正確に言うと三宅健ファン)ということだが、ファンだからと言ってV6を全く踏襲していないのだ。ファンだったら真似したいのではないかと思うのだが、全く別物。誰が何と言おうと一切合切別物。

 

あのエロだだ漏れセクシースパノバはどこへ行った?

と思う間もないくらいものすごくスピード感があり、まさしくSupernova(超新星)の如く踊る。

 

若々しくて勢いがあり、前へ前へと突き進むスパノバ。

風を切って未来に向かって進んでいくようなスパノバ。

 

舞台に釘付けになってしまい、ペンライトさえも振るのが惜しいくらいだった。終わった瞬間、隣にいた同じく初関西ジュニアのV友と思わず顔を見合わせてしまった。

顔を見合わせて親指を立てて何も言わず黙って「グー」。

言葉も出ないくらいの衝撃だった。

 

一度しか見ていないので、数日経った今、既に記憶が薄れてきてしまっているのが本当に残念。3歩歩いたら何でもすぐに忘れてしまうというおばさんの悲しい現実なのだが、「すごい」という感情だけがはっきり残っているのだ。

 

それまでは関西のジュニアは西畑大吾くんくらいしか興味はなかったので、とりあえずこれではいかんと思い、大阪から戻ってまず少クラ in 大阪を見た。

 

向井くんがテレビの画面の中で踊っている。

でも違うんだ。それじゃないんだよ。

 

あれからまだ4日しか経ってない。向井康二のスパノバロス。

 

大切なスパノバをよくもここまで違うものに仕上げ、よくもここまでのハイレベルのスパノバを達成してくれたな。

 

このブログは過去を遡っていただいてもお分かりのとおり、元は私のもう一つの趣味であるオペラ・クラシック中心に成り立っていて、つい最近ようやくジャニーズのことを書き始めたばかりなのだ。

 

まだ嵐のことをほんの少し書いだだけである。

あの楽しかったドリフェス(V6)も書かずじまいだし、

今年最も衝撃だった滝沢歌舞伎のことも振り返りたいのに書いてない。

今年一気に急降下でハマってしまったSnow Manのことは今年の振り返りをするなら最大の出来事のはずなのに、未だに何一つ書いてない。ジュニアのことを書くなら先ずはSnow Manと思っていたのに!

 

 

口惜しい。

向井康二にしてやられた気分である。くーっ、本当にやられた!

 

だけどいい機会だからV6ファンに告ぐ。

向井康二のスパノバ見るべし。絶対に見るべし。

(でも、どこで見られるんだ?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回「スパノバ考」と題しておきながら、結局いつものように支離滅裂となってしまったが、いずれ落ち着いたら加筆修正してもう少しきちんと分析してみたいと思いつつ、今日はこの辺で。

 

 

 

 

「Are You Happy?」嵐 2016-2017 Tour 東京ドーム

11月19日、20日、21日に3日連続で嵐のコンサート@東京ドームに行ってきました。

 

ここのところ、嵐以外のジャニーズの他のグループに夢中になっていた私は、もしかして嵐のことは好きだけど冷めてきたのかも、、、、なんて思い始めていたのですが、始まってみたらあまりにも楽しすぎて、やっぱり嵐が私のジャニーズの原点、スタート地点、そしてホームだと改めて確信した次第です。

 

どんなに好きなグループが増えようとも、ここだけは私にとっては聖地なのです。

 

さて、夏のアリーナツアーが外れた身としては、今回のツアー約1年ぶり。

昨年の「Japonism Tour」ではグランセットに度肝を抜かれました。それまでは「SUMMER TOUR 2007 FINAL Time -コトバノチカラ-」と並んで、直近2012年のTour「Popcorn」が最高の設えだと思っていたのが、オープニングのほんの一瞬でこの「Japonism」もBest of Bestのひとつとなりました。

しかし「Japonism」、あれは本当に凄かった。DVDで見返すたびに、あの凄さが思い出され、ワクワクと興奮が今でも湧き上がり、あの時あの瞬間の興奮が鮮明に蘇ってきます。あの豪華さが映像だけでは伝わりにくいもどかしさも感じますが、そもそも映像に収めるのも難しいくらいのスケールのグランセットだったのです。

 

もう、ありとあらゆる意味においてのエンタメ最高峰のステージを昨年見てしまったということ、毎年アップグレードしてくるので、今回のツアーは一体どうなってしまうのだろう?と思っていたのですが、いざ蓋を開けるとこれがまた去年と打って変わってシンプル。シンプルだけど拍子抜けもなく、いつもにも増しての温かい雰囲気に包まれ、まさに「Are You happy?」と皆んなで声かけあっている感じ。この転換の妙、脱力しているようで気を抜いてない、また、要所要所にきちんといいお金のかけ方をしているところに改めて嵐のステージ作りのセンスの良さに脱帽してしまったのでした。

 

レポを公開していらっしゃる方が数多くいらっしゃるので、詳細は間違いなくそちらを読んで頂くのが一番ですからここでは割愛しますが、やはり嵐の良さは世間で言われている「仲の良さ」が源にあることは間違いありません。

嵐のコンサートは、その「仲の良さ」から滲み出るあたたかさや、後輩が数多く観覧に訪れることからも想像出来るように、「優しさ」と「挑戦」に溢れています。

毎回新たなチャレンジをし、常に最大数の観客動員を続ける嵐。

ツアー初日の札幌からも少しづつチューンナップを施し、ロケーションとしては2番目の地、東京でも色々変えていたようです。

今年のツアーは久しぶりに、12月半ばに名古屋に行く予定です。また、12月末に東京に戻って2回目のコンサートがありますし、今回は更に1月の最終地福岡まで足を延ばすことに決めましたので、毎度毎度変わっていく、そのチューンナップ具合を確かめていくのも楽しみです。

 

2016-2017 Are You Happy? Tourは始まったばかり。

I guarantee, you will be absolutely happy.

 

この後もたくさんのHappyが続きますように。

 

 

 

 

 

 

「ワルキューレ」ウィーン国立歌劇場(2016年10月12日)東京文化会館

客席の照明が落ちて、ライトが灯っているのがピットだけになった時、奥からマエストロ、アダム・フィッシャーが出てきて、待ち構えた観客が期待に胸を膨らませて盛大な拍手を送りました。それがまだ完全に静まらないうちに右手のタクトが降り上がって、オケから第一音が発されました。

 

そのたった一音だけで、鳥肌が立ち、胸が高揚し、涙目になり、やはり思った以上を遥かに超えて、

 

「只者じゃないぞ、このオケは、、、、!!」と思ったのでした。

 

最初のたった1音で明らかに違いを感じるって、本当に恐ろしいしすごい!

 

ここから始まる5時間の長丁場が楽しみすぎて、ともすれば浮いてしまいそうになる背中や腰を、何とか、何とか、身を乗り出さないよう、自分の座席に身を沈めるのに必死でした。

 

指揮:アダム・フィッシャー

ジークムント:クリストファー・ヴェントリス
フンディング:アイン・アンガー
ヴォータン:トマス・コニエチュニー
ジークリンデ:ペトラ・ラング
ブリュンヒルデ:ニーナ・シュテンメ
フリッカ:ミヒャエラ・シュースター
ヘルムヴィーゲ:アレクサンドラ・ロビアンコ
ゲルヒルデ:キャロライン・ウェンボーン
オルトリンデ:ヒョナ・コ
ワルトラウテ:ステファニー・ハウツィール
ジークルーネ:ウルリケ・ヘルツェル
グリムゲルデ:スザンナ・サボー
シュヴェルトライテ:ボンギヴェ・ナカニ
ロスヴァイセ:モニカ・ボヒネク

 

今、ここに敢えてキャスト全員を載せたのは、全てのキャストが素晴らしく、全員が場面場面で主役だったと思ったからです。なんなら、舞台美術や照明、衣装デザインの方々全員をも載せたいくらいです。

大抵突っ込みどころがあるキャスト、演奏者がいたりして、今回さすがのウィーンでも1人くらいはいるのではないかと思っていたのですが、誰もいないのです。誰もが完璧だったのです。ワーグナーをここまで歌い切る、演奏し尽くすとは恐るべし。

 

このキャストを集めたウィーン国立歌劇場に脱帽と感謝と大きなブラボー。

 

今、私は今、本当に脱力しているのです。

かつて、ベルリン・フィルのマーラ-五番を聴いた後に、口からはみ出た魂をずるずる引きずりながら、カラヤン広場を風に吹かれつつふらふらと横切ったことをふと思い出しました。

かつて、ベルリン国立歌劇場の「トリスタンとイゾルデ」鑑賞後に、NHKホールからの長い道を感動に打ち震えて、涙目でよろよろと駅に向かったことを思い出しました。

 

それと同等の、いやもしかしたらそれ以上の感動でした。

 

素晴らしいという稚拙な言葉しか出てこない自分の表現力の乏しさが呪わしいのですが、何せ本当に、何もかもが素晴らしすぎて素晴らしすぎてどうしようもない、今までの「ワルキューレ」は何だったのかと思うほど、やはりウィーンの「ワルキューレ」は別格でした。

 

まず、オケが艶やか。一体どうしたらこの音が出せるのか、どうやって全員でこの音をキープし続けていられるのかと思いつつ、オペラグラスでオケの面々を見ると、何食わぬ顔をしてしれっと演奏をしていて、それがあたかも日常の延長のような涼しい顔で、、、、そう、彼らにとってはこの輝かしい音の全てが当たり前に日常にあるものなのでしょう。

 

何ということ。

凄すぎる、レベルが違う、別格すぎます!。

 

ワーグナー・オペラは体力勝負のオペラだと思うのですが、今回の「ワルキューレ」ではキャスト全員が常に期待以上の歌唱を聴かせ、見せ場ではそれが期待値をはるかに超えて震えがくるほどで、最初から最後まで最高水準。聴いている方の私も、物音を立てたくない、周りの人工的な音を聞きたくない、息遣いまでもコントロールしないといけないような、緊張感のある鑑賞でした。とにかく舞台から届く音以外の何も聞きたくないのです。

でも嫌な緊張とかじゃなくて、構えて聴きたい、リラックスして聴くんじゃなくて、対峙しながら聴きたい、そんな気持ちだったのです。

 

歌手たちが素晴らしい歌唱を聴かせる中、合間を縫うように埋めるオケの演奏もあまりにも緻密すぎて、耳があと2つ3つ欲しいと思ってしまいました。歌唱の合間を縫うオケの音が、まるで最上級の絹の薄い布が会場じゅうに大きくうねりながら広がっていき、そこにあるもの全てをすっぽり包み込んでしまうような感じなのです。

 

とにかく、何もかもを聴き逃したくない。どんな小さな音も全部拾いたい、と思ってしまいました。

 

1幕で、軽いけれど艶のあるクリストファー・ヴェントリスのヘルデン・テノールを堪能させていただいたのですが、2幕のヴォータンとフリッカも素晴らしかったです。

フリッカ役のミヒャエラ・シュースターがすごい貫禄と威圧感。こんな妻がいたら、そりゃヴォータンも大変だ。

彼女の衣装がとても素敵で、びらびら(こんな表現力で情けない、、、、)が一面に施されている暗緑のマントも、その下に着ている、肩のストラップにキラキラと光る石が沢山施されているドレスもとても上品。そして歌。恐らく浮気やりたい放題の放蕩夫をじわりじわりと攻め立てるような感じなんでしょうか?よよよ、と泣きを入れるふりをしつつも圧が凄くてかなわない。そんな感じで怒りに満ち満ちた歌を聴かせてくれました。

 

しかし。しかしなのです!

なにしろ3幕が最高すぎました!最高以上(、、、って一体どこだ?)なのです。

 

ワルキューレの騎行」が勇ましく高らかに鳴り響き、8人のワルキューレたちが歌いながら登場します。このワルキューレたちが格好いいというよりコロコロしていて可愛いのですが、怒り狂ってブリュンヒルデを追ってやってきたヴォータンとのやりとりの間もころころと転がるように舞台を移動し、時にかたまって毛玉みたい(笑)。でも衣装やメイクは決して人間じゃない、そんな独特なファンタジー感もある場面でした。だけど場面はファンタジーというほど微笑ましいものではなく、何せ怒り狂うヴォータンが凄まじい。全員歌が抜群で、朗々と本当に楽しそうに歌うのですが、それがヴォータンの登場により見る見るうちに恐れに変わるのです。

 

怒り狂うヴォータンの登場により一気に緊張が走ったのですが、ブリュンヒルデとのやりとりに移るにつれて、強い絆で結ばれている親子の関係、師弟関係、信頼関係が見えて取れ、それがまた偉大なる神であるヴォータンに俗な人間ぽいテイストを感じさせました。ヴォータンが娘を思う気持ちと、ブリュンヒルデのまだですか?まだそういうことを言う?的な長々としたしつこい懇願が延々と繰り返されるのですが、これはもう本当に最後の最後の懇願で、いつしか涙が止まりません。

しつこいなんて言葉が過ぎるかもしれないけれど、ワルキューレのあらすじなんて、オペラのあらすじなんてどれも単純で、ワーグナー・オペラなんてその最たるものです。陳腐な話なのです!そうなんです!だけどね、だけど、だけど、、、、その陳腐なストーリーが煌くばかりの演奏に彩られ、素晴らしい歌唱でくっきりと輪郭が浮き上がり、この上ない最上級の輝かしい玉手箱のようになるのです。

最初は静かに流れ始めた涙も「ヴォータンの告別」で涙腺崩壊。そんな時ですら自分の涙に気を取られたくないのです。鼻をすすって1音でも聞き逃すことなんてもう許しがたい。流れる涙は放置。そのまま流れるがままにして音だけに集中していたのですが、「ヴォータンの告別」はあまりに圧巻で、圧巻すぎて、凄まじすぎて、、、こんなに素晴らしい公演を見逃さなくて本当に良かった!

  

今回、「ワルキューレ」の最終日に行ったのですが、もしこれが初日だったら間違いなく2回目も3回目(最終日)も絶対に行っていました。

 

私は頑固で偏屈なところがあり、ワーグナーはゲルマン・オケでしか聴かないと頑なに決めています。お気に入りは断トツでベルリン。ドレスデンも好きだしバイエルンもいい。けれど、ウィーンはなんとなく好きになれず、きちんと聴く前から拒否していました。 毎年NHKで放送されるニューイヤーコンサートを見ても全く食指が動かず(そもそもシュトラウスがそんなに好きじゃない。)、私の中でベルリンとウィーンの差は広がるばかり。

ところが、数年前に指揮者の佐渡裕氏がベルリン・フィルでタクトを振ることになった時に放送されたドキュメンタリーの中で、樫本大進氏がワーグナーをきちんと演奏できるのはベルリンとウィーンしかない、というようなことを言い切っていました。

これを見て、だから好き嫌いとかじゃなくて、いつかウィーンもきっちり聴かなくてはならないと思っていたのです。そう思いつつ、なかなか機会がなく延ばし延ばしにしていたのですが、今回、ウィーン国立歌劇場が3演目引っさげて来日公演をするにあたり選ばれた演目は「ワルキューレ」、「ナクソス島のアリアドネ」、「フィガロの結婚」。

さすがにS席67,000円のチケットを2人分3演目というのは厳しいので今回は1演目だけにしましたが、もちろん迷うはずもなく「ワルキューレ」。これを観ると決めていたのです。

 

他の演目も観たかったけれど、ワーグナーだけは外せない。だけど、今となっては、躊躇せずに「ワルキューレ」を選んで良かったと思います。あれは観るべき舞台でした。観なければ、今頃はネットの感想を読んで、布団の端を噛んでキリキリしていました(笑)。

 

感情の赴くまま書いたこの文章は、感情の投げつけだけで、書きたかった舞台の詳細をも共有できてもいません。

けれど、私がどんなにこの舞台に感動したかということだけでも共有できていれば、それは嬉しいことだと思っています。

 

駄文にお付合い頂きありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

ジャニーズのこと② 〜 私がジャニーズと出会った日 〜

忘れもしません。2008年4月。

その日は私が初めてジャニーズのコンサートに行った日です。

 

10代20代の頃、大学のサークルでパンクとロックのバンドを3つ掛持ちしていた私は、ちょっと玄人目の音楽が好きで、30代になってからは幼少から聴いていたクラシックを時に音源にこだわりつつ本格的に聴くようになり、ジャニーズ?何それ?音楽じゃないよね?なんて小馬鹿にしていたのです。

知らないということはげに恐ろしきなり。

 

さて、その2週間ほど前に、ジャニーズ好きの同僚が

「ねーねー、嵐のチケットを譲ってもらったんだけどコンサート行かない?」

と誘ってきました。

「行かない。」

それだけ答えてその場は終わり。

 

ところが数日後、彼女がまた誘ってくるのです。

「ねー、行こうよー、」

「行かない。だって本当に興味がないんだもん。」

断ったにもかかわらず、翌日、その翌日もずっと誘ってくるのです。

 

今思えば、他に行きたい人は沢山いただろうに、なぜ私をあんなにしつこく誘ってきたのか、今考えても不思議で仕方ありません。けれど今となっては感謝。これに尽きます。

 

さて、興味がないことは3歩進めばすぐに忘れる私。数日経ったある日、仕事帰りに彼女と飲みに行きました。

当時、私は仕事が多忙を極めており、NY、ロンドン、HK、シンガポールバンガロール(インド)、チューリッヒ、、、、時差がある中、様々な地域の担当者とのカンファレンスをこなし、昼夜を問わず働きまくってヘロヘロ。3時間程度睡眠時間を確保できれば万々歳の状況でした。

今から振り返ると本当にものすごい働き方をしており、乗り物の中で眠れない私は、NY出張の時は毎回、出張第1日目は36時間寝ずに仕事していましたし、なんせ当時の部下から「どうしてそんなに生き急いでいるんですか?」と真顔で質問されたくらいです。

そんな時期の「飲み」は大体仕事が終わる12時過ぎ。このまま帰っても気分転換ができないからちょっと一杯、てな感じの「飲み」に行ったのでした。

 

その夜も仕事が終わったのは12時過ぎで、平日殆ど睡眠を取れていない身としては、この時間なら当たり前に帰宅するんでしょうが、仕事で出たアドレナリンをまずは沈静化させないと結局は帰っても眠れないので、会社の隣にあるホテルのバーへ。時間は深夜2時頃だったでしょうか、眠気と少々のお酒で気持ちが良くなったところで彼女が、

「お願い、明日誰も一緒に行く人がいないの。お願いだから付き合って、、、、。」

お酒で気分良く、気持ちも大きくなっていた私は、

「うーん、じゃぁいいよ。」

と返事をしたのでした。

 

「最近もう本当に寝てないからぎりぎりの待ち合わせにして欲しいんだけど夕方でいい?」

「、、、、ごめん、お昼3時くらいでもいい?」

「え?ジャニーズのコンサートってそんな中途半端な時間に始まるの?」

「うん、、、それでぎりぎりくらいだから、、、。」

「東京ドームだよね?待ち合わせはその辺りでいい?」

「東京駅で待ち合わせにしてもらってもいい?」

「いいけど、東京ドームじゃないの?どこに行くの?」

「、、、、、、名古屋。」

 

かくして私のジャニーズ・コンサート・デビューは自宅のある東京都内から新幹線で2時間の嵐@名古屋ドームと相成りました。

 

さすがに場所を聞いた途端断るのも悪いので、もうこうなったら仕方ない。思いっきり「すごく嫌」という感情を露わにして、顔を引きつらせながら翌日の待ち合わせ場所へ向かったのでした。

 

新幹線で名古屋に向かう道中、今だったらドキドキワクワクで、セトリのことやグッズのことを話しながら楽しく向かっているところですが、そこは何度も言う通り全く興味がなかったものですから、当時担当しているプロジェクトについての問題点やプランについて2時間以上討論しまくるという、週末も完全仕事モード。彼女も協力してくれている他チームのマネージャーだったので、無理やり誘った私への遠慮と気遣いで合わせてくれたんでしょうが、楽しいコンサートに向かう途中に仕事の話ばかり、、、、今では考えられない道中でした。

 

さて、会場に少し早めに着きました。すると彼女が

「ちょっとグッズとか見る?、、、あ、でででも興味なかったらいいの!!!(めっちゃ気を遣われてる)」

「グッズってなに?」

「うううううちわとか〜、ぺぺぺぺぺペンライトとか〜、、、、わわわわ私は自分のペンライトとか持ってきてるけど、あなたはきっと持ってないかな〜、なんて思っただけだから(汗)」

「なに、それ?いる?いらないよね(呆)!?」

「あ、そそそそそうだよね!!!!そうだよね、ごめんごめん。」

 

ということで会場の中へ。

始まるまでの十数分、周りを見渡すと様々なうちわを持った方々が。うちわは写真がプリントされているものもあれば、名前やハートマークが書かれてるものもありました。その頃私は、嵐には櫻井くんという子がいる、という知識しかなく(なんなら「桜井くん」だと思っていた。)、しかもどの子が櫻井くんなのか全くわからなかったので、周りの方々が持っているうちわの写真を指差しながら友人に「あれは何ていう子?この子は何ていう子?」と普通に聞いていました。ところが、中に「唐揚げボンバー」とか「マッスル」「チェスト」「笑顔の宝石箱」とか訳のわからないうちわがあったので「あれ何?」「これ何?」と質問攻めをし続けていたら、彼女が「もうお願い、大きな声で質問しないで、、、、」と涙目になってきたので、そもそもそんなに興味がなかった私は、そこから静かに数分の眠りについたのでした。

 

あの暗さといい感じのざわざわがほどよい眠気をもたらしてくれて、私はそのまますーっと短い眠りについたのでした。

 

しばらくすると「きゃーーーーーーーーーーーっ!」というものすごい大歓声とともにステージが明るくなり、そこに嵐と思しき5人の男の子たちが現れました。

するとなんと!!!全員急に立ち上がるのです!

 

仕方なしに私も立ち上がり、腕組みをしながらステージを見つめていました。

 

ん?

 

ん?ん?何だこれは?ものすごいエンターテイメントの世界ではないか?

 

ん、んんんっ!?意外と面白いじゃないか?

 

曲に合わせてどんどん変わるライティング。かたちを変えるステージ。しかも、なんと!客席の上を透明の大きなステージが通過していくではないですか!

男の子たち5人は踊っていない時は歌いながら各方面にバラけ、あちこちを歩きながら客席に向かって笑顔とお手ふりのオンパレード。

時には、小さなカートや大きなトロッコにに乗り、客席の下から上まで、前から後ろまで、端という端から、もう一方の端までくまなく笑顔とお手ふりを届けます。

 

なんだこれ!!!!????

こんなの見たことないぞ!!!!

 

その当時、メンバー1人1人をまだ認識できていない私は、何よりも全体のステージ構成に度肝を抜かれてしまっていたので、メンバーよりもスタッフの動きが気になってしょうがなく、なぜかそちらを重点的に見ていました。

だって、ほら、トロッコ、カート、透明の大きなステージに至るまで、よく見ると沢山のスタッフが人力で押しているじゃないですか!!!!!

 

えーーーーーーっ、これ電動じゃなくて人力ですか!!!????

すごいよ、すごすぎるよ、ジャニーズのこんなきらびやかな世界の一部がアナログだなんて!こんなの見たことない!(そもそもカートとか見たことない。)

 

しばらくするとメリーゴーランドの映像が流され、その横から映像にリンクしてメリーゴーランドの乗り物を模したトロッコに乗ったメンバーが順番に奥から現れました。

何これ?ものすごいステージング!信じられない!

この時も大きな5台のカートをスタッフさんたちが手分けして押しているのです。その上に乗ったメンバーの皆さんはまたしてもキラキラの笑顔。誰が誰なんだかよくわからないけど、花とか葉っぱとかひらひらとかキラキラとかふわふわとか、なんだかものすごい飾りがいっぱいついた衣装に半ば埋もれながら、キラッキラの笑顔で隅々にまで手を振る皆さんの姿に何だか私もテンションが上がってきました。

 

いつの間にか腕ぐみも解けています。

 

あぁ、ところが悲しいかな。

周りの皆さんがメンバーに負けないキラッキラの笑顔でワーキャーしている中、私だけがペンライトを持っていないのです!

私1人が「ぐー」なのです!!!!!

今まで生きてきた中で最高レベルのハイテンションになった私が、ふと我に返って、高くふりあげた自分の右手を見ると、

そこには「ぐー」。

ただの「ぐー」。

何度見ても「ぐー」。

 

その日は今までの人生で自分の「ぐー」を初めて呪ったのでした。

 

帰りの電車の時間があるからアンコールが終わったらすぐに出よう、と友達が事前に言っていたのですが、アンコールが1回終わっても私はその場を去り難く、

「絶対もう1回アンコールするから!ダッシュすれば最終の新幹線に乗れるから!!!だから、だから、もうちょっとだけここにいさせて(涙)!!!!!!」

と懇願し、ほどなくして期待通り2度目のアンコールを迎え、そこで最後に「A・RA・SHI」を聞いてから猛ダッシュで会場を後にして駅に向かい、最終の新幹線に乗り込んだのでした。

 

行きと違い、帰りの新幹線では仕事の話は一切出ず、

 

「もうどうしてくれる私は感激したよジャニーズのコンサートがあんなにすごいエンターテイメントの世界だったなんて今まで拒絶していた私のバカバカバカ(ポカポカポカ!)誘ってくれてありがとう誰が誰なんだかいまもよくわからないけどまた是非次回も誘ってお願いしますまた行きたい絶対行きたいよろしくあぁ本当に楽しかった今日はもう眠れないどうしてくれるのこりゃ大変だでもやっぱりありがとう!!!!!!」

と息もつかずに捲し立てたのでした。

 

ついでに、

「それにしてもどうしてくれるあんなに楽しかったのに私1人だけぐーだった悲しかった涙ちょちょぎれだよどうしてペンライト買えともっと強く言わなかったのだ」

 

友達は冷めた視線で

「言ったよね。ペンライト?何、それって言わなかったっけ?」

 

、、、、、はい。その通りでございます。

 

 

さてあまりにも楽しかった私は、家に帰って嵐のことについて調べ始めました。

とりあえずまずは5人の名前を覚えないと。そして名前と顔を一致させないと。

そして、どうしても頭の中を離れなかった曲を1節「スマイルアゲイン」をネット検索すると上がってきたのが「感謝カンゲキ雨嵐」。You Tubeで確認するとまさにこれ。この曲が私の琴線に触れた一曲。

 

この曲検索をきっかけにもっと嵐の曲が聴きたくなり、その日から夜な夜なYou Tube検索に没頭し始めてしまった私は、少ない睡眠時間が2時間になり、1時間になり、、、、、それでも止まらない、止められないのです!

そうして検索していると一緒に引っかかってくるのが昔のバラエティー。

Gの嵐」何これめっちゃ面白い!

過去の放送を見ていくうちに、あの日うちわに書かれていた「チェスト」「笑顔の宝石箱」の謎も解けてスッキリ。それ以上に面白い内容が沢山あり、1人1人の性格もなんとなくわかってきて益々この5人の男の子たちが好きになり、さらに調べると、今放送されているのは「宿題くん」という番組だということまでわかりました。

 

元それまでテレビ番組を録画してでも見たいというインテンションが全くなく、考えもしなかった私は、再生機能しかないDVD機しか持っていなかったのですが、深夜放送帯のその時間でもなかなか帰宅出来ていなかったり、自宅で仕事をすることも多く、放送を見逃すばかりだったので、それからほどなくして初めて録画機能のついたBDレコーダーを買ったのでした。

 

その日を境に仕事とクラシック、たまに洋楽中心に回ってきた私の生活は一変し、坂道を転げ落ちて弾みのついたその身体をバウンドさせて三回転宙返りで世界最速のジェットコースターに乗り、シートベルト無しで一気に駆け下りていくくらいの勢いで嵐にはまっていったのでした。

 

さて、私が初めて行った記念すべきジャニーズの嵐のコンサートは「Dream A Live」でした。残念なことに、これは数あるコンサートの中で映像化されなかったうちのひとつとなっています。

あの頃は5人の認識もできず、何を歌ったのか全くわからず、断片的なステージと一生懸命裏方作業をこなすスタッフさんたちの姿しか思い出に残っていないのです。本当にお願いしますよ、ジャニーズ事務所さん、JStormさん!

今からでもいいのでお願いします!私の思い出を是非映像化してください〜!

 

さて、その頃は「嵐」にはまったのであって、まだ「ジャニーズ」にははまっていません。

そこからまた更に色々あって広がりを見せていくのですが、その話はまた次回に続く、ということで。

 

 

 

ジャニーズのこと①

今回、このブログで初めてジャニーズのことを書いてみようと思います。

 

オペラとバレエのことを中心に今まで書いてきていますが、なぜいきなりジャニーズ!?という感じでしょうか。いや、私にとってはオペラも、バレエも、ジャニーズも、パフォーマンスのタイプが異なるだけでどちらも素晴らしい舞台芸術だと思っています。敢えて言わせて頂くなら、どちらも総合芸術を極めています!

 

ジャニーズのことを知らないクラシック・ファンの皆さんは「え?ジャニーズ(失笑)?」と思われるかもしれれませんが、一度コンサート会場に足を運べば、ジャニーズの面々がパフォーマンスする舞台がどれだけ楽しい空間なのかがわかります。

少々語弊があるかもしれませんが、クラシックは舞台の上から放出されるエネルギーを受け止める、舞台の上で奏でられる音楽を堪能する、つまり、ある意味受け身で楽しむことが多いと思っています。

一方、ジャニーズのコンサートはコール&レスポンスを楽しんだり、時に一緒に振付けを楽しむ全員参加型。今までジャニーズ以外のJポップスや海外タレントのコンサートに何度も足を運びましたが、ジャニーズの空間は明らかに他とは異なります。

語彙力も表現力も乏しい身にはどう表現していいのか本当に困ってしまうのですが、そこには「ザ・エンターテイメント」というものが存在しており、ジャニーズ・アイドルの皆さんたちは年齢の高い低いに関係なく、誰もが老若男女全てのファンを楽しませることを使命として全身全霊で「アイドル」しています。

 

音楽の種類も異なるし、当然のことながら歌い手の技量も違うけれど、総合的には双方大変素晴らしいものです。

クラシックを演奏するオーケストラはご存知の通り一流です。一流の中でも更にレベルに差があり、一流の中の一流の奏でる音楽はそれこそ至福。知らない間に涙が流れていることは多々あります。

 

でもね、皆さん!ジャニーズの音楽も実は一流なのです。一流のミュージシャンが演奏していて音に厚みがあります。編曲も細部までとても凝っているんです。過去から現在に至るまでのヒット曲を思い返してみてください、楽曲もとてもいいのです。歌に関しては「味がある」方の割合の方が多いのは否めませんが、坂本井ノ原のツートップを始めとするV6の面々、TOKIO長瀬くんのパワフルな歌唱、KinKi堂本剛くんの個性ある艶やかな歌声、嵐大野くんの素直で伸びのある歌声等々、一部しか挙げていませんが、上手な人達も数多くいます。

 

オペラやバレエは音楽がBGMとなって頭の中を流れるけれど、ジャニーズの歌は口ずさめる、カラオケで思い切り歌える、、、、(ちなみに、私はかなり嘘くさいイタリア語やドイツ語を駆使して鼻歌でオペラを歌います。)。

 

違いをあげればキリがない分、どこがいいのか挙げれば、それもまた違いの数だけ挙げることができます。でも、舞台にかける情熱という点ではどちらも同じだと思っています。

 

さて、書くぞ!と意気込んではみたものの、書きたいことが沢山ありすぎてまとまりません。「ジャニーズのこと」って何でしょう?

 

今日のところは一旦ここでストップ。

今考えれば本当にバカだと思いますが、最もアイドルにキャーキャー言う10代20代の頃、私はジャニーズという存在を否定していました。それどころか小馬鹿にしていたのです。そんなわけで当時はキラキラアイドルに見向きもしなかったこの私が、何をきっかけに、ジェットコースターで一気に駆け下るようにジャニーズにはまったのか、その話はまた次の機会に。

 

 

「ドン・カルロ」マリインスキー・オペラ(2016年10月10日)東京文化会館

10月10日に母と2人でマリインスキーオペラ「ドン・カルロ」鑑賞に行ってきました。

 

ゲルギエフが指揮するマリインスキー・オケ演奏@マリインスキー・バレエは今までにも何度か聴いたことがありますが、マリインスキーの「オペラ」を生で鑑賞するのは初めて。映像でしか観てこなかったマリインスキー・オペラがいよいよ生で観られる!聴ける!ゲルギー( = 指揮者のヴァレリーゲルギエフ)が拝める!

今までにも不定期に来日公演があったものの、なんだかスケジュールが合わなかったり、立続けの来日オペラハウス公演に金欠で諦めたり、と縁がなかったのです。

実は、今回も翌月に目が飛び出そうな値段のウィーン国立歌劇場が控えているということ、最近クラシック以外(= ジャニゴトです)の予定が立て込んでいて金欠に拍車がかかっていることもあり、散々悩んだのですが、うーーーーーーーん、思い切って行こう!と決めました。そして、もちろん行った甲斐がありました。

 

今回、キャストはもちろんですが、オケがバレエでの演奏とオペラでの演奏をどう違えてくるのかを確認するのが本当に楽しみでした。

そもそも、バレエの演奏は二軍オケというのは一般的なのですが、マリインスキーバレエの来日公演の際は1日か2日、必ずゲルギー指揮で一軍オケが演奏する日が設けられているのです。マリインスキーではもはや定番ですが、一般的にはなかなかそんな機会はないので毎回ゲルギー指揮のバレエが楽しみなのです。

 

話が逸れました。

まずはオケ。これはもう職人。トップの職人の仕事です。

主張しないオケ。屋台骨をしっかり支えるとでも言いましょうか、ゲルギーの下でとにかく演奏に徹しているところがロシアのオケらしくて。

但し、主張しないといっても単におとなしいとか地味な演奏なのではなく、とにかく最高レベルでの安定。バレエの時の軽やかさはさすがになくて、ここはやはりオペラ。歌い手を引き立たせるしっかりとした演奏でした。

 

メインのオペラはというと、楽しみにしていたフィリッポ2世役のフェルッチョ・フルラネットが期待通りの素晴らしさでした。

ドン・カルロ役のヨンフン・リーは1幕終盤からようやく調子が上がってきて、見せ場のロドリーゴ役のアレクセイ・マルコフとの「神よ、あなたの魂に」に間に合いました、良かった。。。。これはもう私のテッパン曲のひとつですから、これにこけられると後はもう聴く気にならなくなってしまうもので、肝になる一曲でもあるのです。欲を言えば、もう少し声量が欲しかった。

 

今回、マリインスキーにキャストされた男性陣は全て素晴らしくて、特にロドリーゴ(アレクセイ・マルコフ)。彼の歌う最期のアリア「私の最後の日」を聴きながら涙が止まりませんでした。これもテッパンなんですよね。。。

 

エボリ公女役のユリア・マトーチュキナも私の好きなタイプのソプラノで、高音が艶やかで伸びがあり、ロシアの歌手の層の厚さを再認識しました。

 

私は喉に引っかかるような歌い方をするソプラノが好きではないのですが、エリザベッタ役のヴィクトリア・ヤストレボヴァがそれで、聴きながら喉がイガイガ、、、、うーん。彼女は若くて美しい若手の歌手なので、今後はきっと諸々伸びていくでしょうからいい方向に行ってほしいものです。

 

合唱も声の層が厚く、さすがでした。

 

さて、書きたいことはたくさんあったのだけれど、2週間ちょっと経つと記憶も感動も薄れてしまいます。やはり面倒でも毎回きちんと書いたほうがその時の感動を文字にできるのかもしれないですね。備忘録として残せていると、読み返した時にその時の感動も一緒に思い出せますもんね。

 

母はその翌週「エフゲニー・オネーギン」を観に行き、今まで見たオネーギンの中で一番良かったと話していました。やはりロシアものはロシアのオペラハウスに限る、と大絶賛でした。

私は諸事情により土壇場になっていくのを諦めたのですが、まさに後悔先に立たず。あとに立ちました。。。。立ちまくっています(涙)。

 

舞台は一期一会、値段は高いけれど、それなりの価値があるものです。その価値以上の素晴らしい舞台に出会った時は心も身体も震えます。

今回の件も含め、体とお金が許す限り、本当に行きたいものは思い切ってしまったほうが後悔はないということも再認識したのでした。(でも、そう言い訳しながらいつも舞台鑑賞に飛び回っているため、私の財布はかなり薄く、最近は老後が心配になってきた。)

 

次回はウィーン国立歌劇場の「ワルキューレ」。

ウィーンの来日公演は3演目提げて来ますが、お値段はマリインスキー以上に高いので、今回は選りすぐって1演目のみの鑑賞です。

 

以前テレビで、ベルリン・フィルコンマスをされている樫本大進氏が、ワーグナーを完璧に演奏できるのはベルリン・フィルウィーン・フィルだけと話していました。

私もゲルマン・オペラはゲルマン・オケに限る!と思っていますので、これは絶対に見逃せません。今からもう楽しみで仕方ありません。

 

 

 

ボータ、素晴らしい歌をありがとう。

ヨハン・ボータが亡くなったという悲しいニュースが入ってきました。

間も無く開催されるウィーン国立歌劇場ナクソス島のアリアドネ」での出演を控えていたので本当に驚いた、と同時に、数日経った今、改めて悲しさがこみ上げてきます。

最後に彼の出演した舞台を観たのは、バイエルン国立歌劇場「ローエン・グリン」での舞台。本当に素晴らしい舞台でした。彼の朗々たるテノールが頭の中を駆け巡っています。

前の記事でも書かせていただいたマルセロ・アルバレスと同じく、2011年、東北地方太平洋沖地震が起こった年、放射能への不安から、来日が予定されていた様々な海外オペラハウスの公演でキャストのキャンセルが相次ぐ中、彼もまたマルセロと同じく急遽来日し、代役を務めてくれました。

また1人、素晴らしいオペラ歌手が舞台から姿を消しました。

どんなにカーテンコールをしても二度と観客の前に姿を見せることはありません。彼の生の舞台はもう観ることができないのです。

今はただただ、ご冥福をお祈りするばかり。合掌。

May his soul rest in peace.

 

〜 prologue (備忘録) 〜

以前勤務していた会社では、日本人のお客様に向けて世界の経済情報・海外での資産運用に関する情報等を配信しておりました。その情報の片隅にちょこっと交代でコラムを書くスペースがあり、私も書き手の中の1人だったのですが、私が書く内容は主に趣味のオペラ・バレエのこと。(たまにそれ以外のこともありましたが)

大変有り難いことに、趣味を同じくされる方々、また、普段の生活では決してお近づきになれないであろう方々とも、このコラムを通してお付き合いさせて頂くことができ、今でも素敵なお付き合いをさせて頂くことが出来ております。

社長をはじめ、それをサポートしてくださったマーケティングの方々には今でも感謝の気持ちしかありません。

 

会社やお取引先の個人が特定出来てしまうような記事を除き、一部ではありますが、配信したコラムをこちらにまとめ、記録しておくことに致しました。

あくまでもお客様向けに書いたものですので、あたりさわりのない内容、非常にあっさりした内容となっています。

 

オペラ・バレエ以外の趣味以外に「ジャニーズ」という一見まるで異なるジャンルのように思われるような趣味も持っています。私にとってはオペラもバレエもクラシックもジャニーズも全て同列。非常に素晴らしい舞台芸術だと思っています。

一段落したらまた色々書き始めていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

「続・劇場に行こう」 ~ 丸ちゃん欠乏症につき ~ (2016年5月26日)

私の好きなオペラ歌手の1人がマルセロ・アルバレスです。

彼はアルゼンチン出身のテノール歌手で、大学で経済学を専攻し、卒業後は家業を継いで実業家として働いていたのですが、30歳の時に経営していた家具工場を売ってイタリアに移住し、オペラの道に進みました。それからたった1年で劇場へのデビューを果たし、そこからはあっという間に世界の一流テノール歌手の仲間入りを果たしました。まるで物語のようなオペラ人生です。

 

ネットで検索する彼はとてもハンサムですが、実際の彼は写真の中の彼と比べて約1.5倍くらいの大きさです。もしかしたら、今はもっと大きく成長しているかもしれません。

たっぷりの愛を込めて「丸セロ・豚バレス」というファンの方もいらっしゃいます(愛が詰まってます、本当です!)が、私を含め大半は「丸ちゃん」という愛称で彼のことを呼んでいます。

 

2011年、東北地方太平洋沖地震が起こった年、来日が予定されていた様々な海外オペラハウスの公演でキャストのキャンセルが相次ぎました。表面上は何やかや理由をつけてのキャンセルでしたが、余震への不安、その他の心配事等のニュースが世界中を駆け巡っており、不可抗力とはいえ何だかやりきれない思いでいっぱいでした。

そんな中、メトロポリタン歌劇場公演とボローニャ歌劇場公演、両方とも急遽来日し代役を務めてくれたのがこの丸ちゃんです。

 

その時期くらいから、歌いっぷりが円熟味を増して素晴らしくなってきていましたが、まだ若々しさも残っていて、強い志のあるメッセージ性の強い歌声を聞かせる一方で、青臭い若者の弱さや嘆きを切々と歌い上げるそのテクニックに胸がズキュン。それまでは「気になる歌手」だった丸ちゃんが一気に「大好きな歌手」に。この出来事がなかったとしても、そのあたりで確実に大好きになる、そんな美声をお披露目してくれました。

 

テノールの声は一般的に「テノーレ・レッジェーロ(最も軽く、高い声)」、「テノーレ・リリコ(最も一般的なテノール - 高らかで輝かしい声)」、「テノーレ・スピント(重量感があって力強い声)」、「テノーレ・ドラマティコ(テノールで最も重い声、ワーグナーで言えばヘルデン・テノール)」の4つに分けられますが、彼はリリコからスピントまでをこなします。正統なベルカントのテクニックの持ち主で、彼のベッリーニドニゼッティは素晴らしく、泣けるシーンでのドラマティックな歌声は女子男子の心を鷲掴みです。ヴェルディプッチーニなど、所謂ヴェリズモ・オペラでは、折角の彼のベルカントが崩れてしまう、と嘆く方もいますが、私は彼のヴェリズモも大好きです。つまり彼の歌は基本的に何でも好き(笑)です。

 

彼の声は張りがあり伸びがあり艶やかで、背も高いので舞台での見栄えもよく(豚バレスになる前は相当なハンサムでした。)、2013年のトリノ王立歌劇場「トスカ」公演を最後になかなか来日の機会がありませんが、映像で見る最近の彼は、以前にも増して存在感が大きくなっており(身体の大きさじゃなくて、、、、、いや、もしかしたら身体もそうかもしれない。)、早く次の来日がないかと首を長くして待っております。

 

ボローニャ歌劇場公演で彼が演じたのはビゼーカルメン」のドン・ホセ役。

翌々日に鑑賞を控えつつ、その日は別演目の「清教徒」を鑑賞しており、その幕間でシャンパンを嗜んでいたら隣のテーブルにサンドイッチ3箱を持って一気食いしている背の高い髭面のおじさん。よく見ると丸ちゃんではありませんか!!!

そっと隣に行き、「あなたの大ファンです、先日のメトロポリタン来日公演にも行きました!明後日も行きます!!」と話すととても喜んでくれて、彼の方から「一緒に写真を撮りましょうか?サインもしますよ。」と言って頂き、ペンを持っていなかったのでサインは諦めて写真を撮ってもらいました。すると、その様子に気が付いた他のオペラ・ファンの方々が集まってきて、丸ちゃんあっという間に完全包囲。そこで彼の言った言葉が

 

「ごめんね、彼女だけなんだ。」(と言って私をハグ。)

 

周りを包囲する丸ファンに申し訳ないと思いつつ、その時の私は床から15センチほど浮いていたに違いありません。

 

そして翌々日、「カルメン」鑑賞が終わった後、彼がファンにサインをしてくれるというのを事前に聞いていたため、一緒に撮った写真を大きく引き伸ばしたものを携えて、写真へサインを頂きに行きました。

「あー、君か、来てくれたんだね、有難う。」(ハグ )→ 周囲からの羨望の眼差し → 私、地上から30センチ浮き上がる。

 

こんな、ファンに優しいんだか冷たいんだか、いや、基本的にはとても優しい丸ちゃんですが、今月のスカラ座での出演を終えて間もなくチューリッヒブエノスアイレスで「トスカ」、その後ウィーンで「トゥーランドット」、パリ・オペラ座で再び「トスカ」。年末から2017年の年始にかけてNYのメトロポリタンで「マノン・レスコー」と「カルメン」、そのあとはチューリッヒで「仮面舞踏会」、、、、、彼のスケジュールは常にチェックして、東京での公演を待ちわびている昨今です。5年以上先まで彼のスケジュールはいっぱいとのことですが、その中に「Tokyo」が入っていますように。。。。いい加減、生丸ちゃん不足です。

 

本日もミーハー絶好調なり。本日もどうぞ宜しくお願い致します。

 

「続・劇場に行こう」 〜 The Audition 〜メトロポリタン歌劇場への扉 〜 (2016年2月26日)

本日はずいぶん前に観た映画の話です。

 

「The Audition 〜メトロポリタン歌劇場への扉」は、NYのメトロポリタン歌劇場で毎年行われているオーディションの2007年のドキュメンタリー映画で、日本では2009年に公開されました。

上映期間が2週間と非常に短く、上映も限られた劇場のみ。どの劇場でも上映が1日1回だけ、という中で頑張って行ったのですが、その甲斐ある、余韻の残るいい映画でした。

 

応募者1,500人の中から、オーディションを勝ち抜いてきたファイナリスト11人の話ですが、レッスンをこなしながらさらに力をつけ、夢の舞台を目指す過程が非常に興味深く描かれていました。

映画の中で、芸術監督であるジョナサン・フレンドの一言「大切なのは技術ではなくどう伝えるか。」は当たり前だけど的確で、今でもしっかり記憶に残っています。

プロフェッショナルですから、技術が一定のレベル以上であるのは当然ですが、技術がどんなに優れていても、「伝える」ことが出来なければ聴く人を感動させることは出来ないのだよ、ということです。

そういえば、技術が優れているのに感動が湧き上ってこない、そんな舞台を観たことは何度もあり、一方で、多少音が正しいところにヒットしなくても熱のあるいい舞台もあり、まさに伝えようとしていることが「伝わる」か「伝わらない」が舞台の出来の違いなのでしょう。

 

様々な葛藤と人間模様の中で、短い期間にもかかわらず最高の指導者達の元、暖かい励ましと的確なインストラクションで成長を遂げていく歌手達の底力というものを映画を通して目の当たりにし、世界の一流の舞台に上がろうとする歌手達の努力、貪欲さ、それに、改めて芸の道への厳しさを思い知りました。同時に、夢を目指して進むということはなんとエネルギッシュで素晴しいことなんだろう、と感じるとてもいい映画でした。

 

当時の私のお気に入りはワーグナーを歌ったアンバー・ワーグナー、「ノルマ」から「清き女神」を歌ったアンジェラ・ミード、「連隊の娘」から「メザミ」でハイCをしっかり決めたアレックシュレーダー、そしてチレアを歌ったライアン・スミス。

 

アンジェラ・ミードは2008年に体調不良の歌手の代役で急遽舞台に立ったことをきっかけにメトでデビューし、その歌唱の素晴らしさで賞賛を得、その後は毎年メトで重要な役をこなす一流歌手の仲間入りを果たしました。

レックシュレーダーも時々メトで歌っているようですし、アンバー・ワーグナーはメトでの活躍は耳にしませんが、きっと世界のどこかの舞台で活躍しているのかも、、、と思いつつ、時々ネットをチェックしたりしています。

 

ライアン・スミスは貧しく、様々な事情から歌を続けることが出来ずに 一旦は歌から離れたのですが、2年だけ、2年経って芽が出なければ歌手の道は諦めると両親と約束し、成功を夢見て歌の道に戻ってきました。一流の指導者の下、信じられないスピードで素晴しい歌手へと変貌していく様子は、映画を見ながらも本当にワクワクしてしまいました。

本選で歌い終わった後、拍手の嵐の中を小走りで舞台の袖に引っ込んだ途端、ボイスの先生が感極まって涙しながら駆け寄り彼をハグ。彼もハグされながら、やり遂げた感満々の笑顔いっぱいで、歌を愛して愛してやまない、という気持ちが溢れ出ていました。この時は映画館の客席ももらい泣き、すすり泣きで溢れていました。

 

見終わって感動に浸っている中、映画のエンドロールに「この映画撮影から1年半後の2008年11月、ライアン・スミスが悪性リンパ腫でこの世を去った。」という一文を見つけた時はとてもショックでした。

残念ながら彼は大きく華々しくこの世に出ることは叶わなかったけれど、こうして人生の一瞬の素晴しさを切り取ったような、こんないいフィルムが残り、何年も経った今でもこうして感動を残してくれていることは本当に凄いことだと、今も思っています。

 

本選の入賞者も、入賞しなかった人たちも各々活躍をしているようですし、いつかきっとどこかで彼らの舞台にめぐり会って、また違う感動を得たいものです。

 

さて、ずいぶん前に見た映画のことをどうして今頃、、、、とお思いになられたでしょうか?実は、つい先日、この映画のDVDをようやく見つけて購入したのです。

手元に届くまであと2週間ほどかかるようですが、待ちきれず、かつての記憶を思い起こしながら、今朝はこの映画のことについて書かせていただきました。

 

本日もどうぞよろしくお願いいたします。

「続・劇場に行こう」 ~涙と感動、最後の「ボレロ」 ~ (2016年1月28日)

あっという間に1月が終わろうとしています。ついこの間新年を迎えたばかりだというのに、月日が経つのは本当に早いものです。

、、、、、なんてことを書いておきながら申し訳ありません。今更ではありますが、昨年末のお話です。

 

皆様はジルベスター・コンサートをご存知でしょうか?

「ジルベスター」とはドイツ語で「大晦日」を表す言葉です。オーチャードホールで毎年行われる、大手企業冠のこの公演は、日本国内で開催されるクラシックの代表的カウントダウンコンサートで、今回の2015-2016年で21回目となりました。

 

過去にも錚々たる演者がカウントダウンを華やかに盛り上げたのですが、2009-2010に引続き、マエストロ・大友直人氏が率いる今回のジルベスターの見所は、なんと言ってもシルヴィ・ギエムの「ボレロ」。

 

ギエムは、パリ・オペラ座のエトワール、英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルをつとめた以外に、各国のカンパニーでゲスト・ダンサーとして招かれ活躍した現代最高のダンサーで、100年に1人出るか出ないかとまで言われるほどのバレリーナです。

50歳で引退を決めた2015年、世界各地で最後のツアーを行った彼女がラスト・パフォーマンスの地として選んだのが、日本でのこのジルベスター・コンサートでした。

 

彼女の代名詞のように言われた「6時のポーズ」、、、 1本の足で立ち、もう片方の足を耳につくほどまっすぐ垂直に上げても、彼女の軸は全くぶれることはありません。彼女の身体は信じられないくらい、しなやか且つ強靭で、恐らくすべてのバレエダンサーが、喉から手が出るほど欲しい、そんな身体の持ち主です。

 

今回披露された「ボレロ」はラヴェル作曲の10数分ほどの楽曲に、モーリス・ベジャールが振付けた作品で、ギエムの代表作品の1つでもあります。

ベジャールが認めたダンサーのみが踊ることを許されている作品で、踊りたいからと言って誰もが踊れるわけではありません。ギエムは「踊ることを許された」ダンサーの中の1人なのです。

休みなく単調なリズムを刻み続け、踊り続け、後半に行けば行くほど動きが大きく激しくなる容赦ない振付けで、魂が入り込んだ一流ダンサーの踊りは観る人を圧倒します。

 

指揮の大友直人氏が薄暗い舞台の上、僅かな灯りの中でそっとタクトを動かし始めると、静かに静かに音が流れ始めます。

真っ暗な舞台の上、赤い円卓の上に立ったギエムの手だけにスポットライトが当たり、まるで天の岩戸を少しずつ開いていくかのようにゆっくりと弧を描いていきます。単調なリズム、単調な動きから始まり、楽器が加わっていくに従い、ライティングも踊りも少しずつ変化していきます。彼女が旋律を踊り、男性のみで構成された群舞がそれを取り囲むようにリズムを踊ると、舞台の上もオーケストラも、そして観客も音楽と共に少しずつ高揚していき、あとはクライマックスに向かってただただ一気に昇華していく、そんな作品です。

 

彼女が踊る姿を観るのは本当に、本当に、本当にこれが最後だと思うと、瞬きも息をも止めたい気分でした。

非常に丁寧に踊っている彼女を観ていると、引退するなんてとても勿体なく思うのですが、全ては彼女の決断。とにかく、ラストを迎えるこの空間に共にいて、同じ空気を吸っている幸せと感謝、今この目で舞台を観ている感動だとか、淋しさだとか、過去に観に行った舞台での彼女の姿を思い出したり、全ての感情が一気に上がってきてしまいました。同時に、その場にいることが実感できないようなふわふわした不思議な感覚もあり、そんな中で、彼女の魂のこもった一挙手一投足を見逃さないよう、ただただ舞台を見つめるのみ。

 

終盤に向かうにつれ、ギエムの踊りも表情も凄まじくなり、それを彩るオケも鬼気迫っていたように感じたのは私だけではなかったと思います。会場全体の空気は最後まで張りつめたままで、熱気がどんどん高まって行き、ギエムが円卓の上で力強く手を伸ばしたかと思ったら、次の瞬間、周りからかぶさってくる沢山の手の中に消え、同時に音楽が最高潮のところでぴたっとと止み、舞台は暗転。

何もかもが一瞬で終わった、まさにその「瞬間」にギエムは遂に踊りをやめ、観客にさようならを残し、2015年は終わりを告げ、そして2016年を迎えました、、、、、圧巻。

 

私の2016年は、凄まじい熱気、高揚、最高の感動、涙と鳥肌とブラボーで始まりました。

この気持ちのまま、2016年を駆け抜け、今年もまたオペラをはじめとする舞台芸術鑑賞に勤しみたいと思っている次第です。

 

さて、この模様は生中継されており、私も年が明けて落ち着いてから録画していたこの番組を見直しましたが、この放送を見てびっくりしたことが2つありました。

 

まず、2015年から2016年に変わる瞬間にぴったりとボレロの演奏が終わっていたこと。

演奏とカウントダウンのタイミングを合わせるのはとても困難で、過去には結構なタイミングのずれのあった回もありましたが、とりわけボレロは、音楽が最高潮のところで終わるため難しく、ギエムの有終の瞬間であったことを考えると、このタイミングは本当に凄いことだったと思います!ブラボー、マエストロ!

 

踊り終わった直後に流れたギエムの最後のメッセージは、今思い出しても、そしてこれを書きながらでもまた泣けてきてしまいます。

「さようならは決して簡単なことではありません。どのように言っていいかもわからないし、本当は言いたくもありません。

でも私は踊ることが大好きです。ですから踊りを皆様のために、このさようならに!!!

あぁ、涙、涙、涙。

 

2つ目は、鳴り止まないカーテンコールとスタンディングオベーションの観客の中に、おもちゃのチンパンジーの100万倍くらいの速さで必死に手を叩いている私が画面の中にいたこと。

間違いなく感動の最高潮に達していたその瞬間なのですが、客観的に見てなんとブ〇〇クなことかと、、、、、おかげさまで私以外、家族全員揃の初笑いの種となりました。

納得行かない点もありますが、先ずは周りに笑顔をもたらしたということで、これもまたいいスタートを切れたと自分自身を納得させております。

「劇場に行こう」 ~ 白鳥の湖 ~ (2015年2月12日木曜日)

男性の皆様、自分の奥様を両腕で頭上に抱え上げて何分間直立し続けることが出来ますか?(、、、、そもそも抱えあげられますか?)

女性の皆様、片方のつま先だけで立って、足を上げて何分間バランスをとっていられますか?

 

先週土曜日、インフルエンザでダウンした小さな可愛いお嬢さんに代わり、くたびれたおばさんの私がピンチヒッターで松山バレエの「白鳥の湖」鑑賞に行ってまいりました。

 

松山バレエと言えば、森下洋子、清水哲太郎ご夫妻のペアがあまりにも有名ですが、2人揃って御齢65歳。

なんと、合計すれば130歳のこのお二人、未だに現役でバレエを踊っているのです。

 

白鳥の湖」は誰もがよく知っている作品で、だからこそテクニックも表現力も最高が求められます。少しでもつまらないとあっという間に眠りに落ちてしまう難しい作品なので、これを65歳のペアがどう踊るのか楽しみである反面、本当にこの方々の踊りで観客を満足させられるのだろうか(失礼!!)等々、複雑な気持ちも多少ありつつ会場へ向かいました。

 

結果から言うと、、、、、満足でした。

 

前述の通り、本作品は高度な技術と表現力が要求されるバレエなのですが、そこは「新版」と銘打って、踊りの変更だけでなく曲順も入替え、演出もどかーーーんと変更したなかなか斬新な「新版・白鳥の湖」でした。

これは森下・清水ペアだからこそ許された演出であって、他のダンサーには絶対に許されないだろうな、、、と。

最大の見せ場である32回転のグラン・フェッテ・アン・トゥールナンもなく、オデット、オディールの他の見せ場も若いダンサー達のヴァリエーションやコーダにとって代わったりと、やや不思議演出で残念な箇所もありましたが、一般的には、65歳の方が16歳と21歳を演じる機会は、(宴会以外では)非常に少ないと思われるので、多少の違和感はあれど遠目にはそう大きな問題もありませんでしたし、何よりチュチュや白タイツをまだ着られる勇気と体型を維持できているということは本当に驚きでした。

 

ただそんなことを言ってはおりますが、技術の衰えを丁寧且つ正確な踊りでカバーしており、まるでレッスンVTRを観ているような安心感、安定感があり、二幕のオデットとジークフリート王子のアダージオは美しく、お二方が長年かけて培った、そして今も尚キープし続けているしっかりした技術をこの目にしっかりと焼き付ける事が出来、いつもとは違う感慨深さを味わうことが出来ました。

そのアダージオの間は会場のあちこちから鼻をすする音が聞こえてきましたし、未だに衰えないダンスへの執念と愛情、それを見守る観客の皆様の温かさを感じた舞台でもありました。

 

ダンサーは、若く技術もあり美しい頃には表現力が足りず、ようやく表現が出来るようになった頃には技術も美しさも下降線を辿り始めると言われます。

また、ダンサーの引き際も難しく、かつて森下さんがパートナーをつとめた伝説のダンサー、ヌレエフも最後の方は老体が痛々しく、引き際の難しさを痛感したものでした。

しかし一方で、定年後(パリ・オペラ座には42歳での定年制度があります)のマニュエル・ルグリの踊りはいまだノーブルで美しいですし、間もなく42歳になる熊川哲也氏も未だバリバリの現役で観客をぐいぐい引き込みます。

数年前に観た往年の名バレリーナ、マイヤ・プリセツカヤの80歳での「アヴェ・マリア」は大変に素晴らしく会場全体が感動に包まれたことを思い出しました。

色々思うと一概に語ることは出来ず、バレエだけでなく全てにおいて引際とは何なのか、いつなのかということを決めるのは難しいものだと改めて思いました。

 

いずれにせよ、あれだけコアのしっかりしたグランド・ピルエット・ア・ラ・スゴンドには驚きましたし、トゥで立ってアラベスクのポーズで支えなくバランスをとる姿を観て、あぁ、身体を動かすなんて億劫だわ、なんて言っている場合じゃないと思った次第です。

 

この貴重な舞台鑑賞の機会を与えて頂いたことに感謝するとともに、インフルエンザでダウンしたお嬢様の1日も早い回復をお祈りします。

 

「劇場に行こう」 ~ ローマ歌劇場 「シモン・ボッカネグラ」 ~(2014年6月12日 木曜日)

前回のコラムで、ウキウキしながら予習をしていると書かせて頂いた、ローマ歌劇場の来日オペラ公演、「シモン・ボッカネグラ」と「ナブッコ」を

5月末から6月にかけての週に鑑賞してまいりました。指揮は“帝王”という呼称が相応しいリッカルド・ムーティです。

 

毎回、偏愛的オペラ話ばかりですので皆様もそろそろ辟易なさっているのではないかと思い、

今回は「行きますよ」ということにだけ触れて感想は書くまい、と思っておりました。

しかしながら、ちっとも奥床しくないため、自分の胸だけに留めておけない、誰かに言わずにはおれない、といういつものパターンです。

 

ということで、有無を言わさず先ずは「シモン・ボッカネグラ」。

 

シモン・ボッカネグラは海賊から民衆に後押しされてジェノヴァ総督の地位に就いた、14世紀に実在した人物です。

有力貴族が派閥に分かれて対立していたその頃、同じ国の者同士が争っていたことに胸を痛め、

最後まで平和を願い続けた慈愛に満ちた素晴らしい人物として描かれています。

妻(娘)をめぐっての義父との確執、生き別れた娘との偶然の再会、陰謀、闘争、策略、裏切り、そしてついには義父との和解。

しかし、全てが終焉を迎える頃には時既に遅く、娘が愛する人と結婚したのを見届け、義父に娘を頼み、

婿に総督の座を譲ることを民衆に宣言し、策略により毒を盛られたボッカネグラは息絶えてゆく、、、と、ざっくりこんな話です。

 

音楽も良いし、あらすじもしみじみと感動的なのですが、何より指揮者、オーケストラ、歌手たちが

楽器に、旋律にのせてそれらをしっかり表現し、各々の熱量が伝わる大変素晴らしい舞台でした。

まずはムーティーありきでこの舞台を鑑賞することを決めましたが、キャストを揃えるのが難しいためなかなか上演されない演目でもあったので、

何としてでも観ないと!と鼻息荒く臨んだ甲斐があり大満足です。

 

直前の7日間の通しのリハーサルに体調不良で参加しなかったという理由で、世界超一流の歌姫を惜しげもなく降板させたムーティ御大ですが、

彼女の降板をちっとも残念に思わなかったほどの出来栄え。ローマのオケがこれほどのレベルだったのにも驚きました。

派手な歌手はいなくとも底力の備わった歌手陣を揃えており、最もブラボーが飛んだテノールのフランチェスコ・メーリはもちろんのこと、

個人的にはタイトル・ロールを歌ったジョルジョ・ペテアンの慈愛溢れる歌唱と演技力に白旗脱帽でした。

 

ただ、やはりムーティの存在感の大きさは何者にも比しがたい!彼がピットに入るだけで会場の空気が一変してしまいます。

タクトを上げて振下ろしたその一音ですぐさま完敗でした。全体を引っ張る力強さはものすごく、会場全体がどんどん高揚していくのを感じることが出来ました。

 

若い頃のムーティはとにかくエネルギーを放出しまくっている感じで、ライブ録音盤のスカラ座「椿姫」なんて音が走りまくっていてものすごく忙しい。

今のムーティーはどこか達観しているかのような素振りを見せながらも、おおっ!とかさすが!とか思ってしまうような演奏が随所にあり、

「帝王」だとか「巨匠」とかいう呼称は伊達ではないことを、当たり前ではありますが再認識した次第です。

 

ローマ歌劇場ミラノ・スカラ座に及ばないとされますが、ムーティの熱がすごく、オケがそれに応えるべく負けじとついていく、そして歌手たちも追随。

そうなったら観客もついていかないわけにはいかないではないですか!?

 

よって、すべてが期待を超えることとなったわけで、数年前に観たスカラ座より断然良かった!

中にはムーティの指揮はもういつ見られなくなってもおかしくないから、後悔しないように行くのだ、というファンも数多くいらっしゃったようですが、

またいつかムーティの指揮するオケをライブで聴ける、見られる日が来ますように、と願うばかりです。

 

さて、ラストもラスト、一番最後のオケの音がフェイドアウトしていくところで、待ちきれない何人かがフライングして拍手。

途端にあちこちから 『シーーーーーーーーーッッッッッッッ!!!!!!!』 (これをやられると恥ずかしい)

 

、、、、、、やがてムーティーのタクトを持つ右手が静かに下がり、宙に留まるのが制した左手だけになった時、時空間が止まったような静寂が訪れ、

ムーティがその左手を静かにおろした5秒後、割れんばかりの拍手とブラボーが起こりました(鳥肌)。

 

うわーん、素晴らしい。

 

翌日になっても翌々日になってもアドレナリンの放出が収まらない私。

そして、これを書きながらまた更にアドレナリンの放出が始まった私は、もう誰に何を言われようが、次回「ナブッコ」感想を書く決心をしたのでした。

 

そんなわけで、もう少しご辛抱してお付合い頂けますと幸甚です。