「ブラボー!」(2013年5月31日 金曜日のコラム)
オペラで素晴らしいアリアが歌われた時などに、観客から投げられる賞賛が「ブラーヴォ / ブラボー (Bravo)」。
女性には「ブラーヴァ (Brava)」、複数の人々に対しては「ブラーヴィ (Bravi)」という声が掛けられます。
オペラ限定ではなく、クラシックのコンサートやバレエなどでもよくこの「Bravo! Brava! Bravi!」」を耳にします。
私も叫んでみたいのですが、これがなかなか言えない。
使い分けなんてとてもじゃないので、せめてスタンダードな「ブラボー」。まずはここから、と思っているのですが、スタンダードな「ブラボー」ですら言えない。
一度でも言えたら、その後は躊躇なく言えるのではないかと信じており、とにかく、いつか、いつの日にか叫んでみたいと思っています。
感動で気持ちが高揚した時などは、本当にもう口の中は喉の奥まで「ブラボー」で一杯なのに、、、、、あぁ、叫びたい!この感動を伝えたい!と思いながら、やっぱり未だにどうしてもこれが言えないのです。
こう見えても、意外と小心者なので、せっかく振り絞った勇気がいつもそのまま小さく消えていってしまいます。
うーん、一体いつになったら叫べる日が来るのでしょうか?
いつしか心のなかで「ブラボー」と小さく叫ぶことが習慣化しつつあり、TVでドキュメンタリーを見て感動しては、心の中で「ブラボー」。
スポーツクラブで汗を流して頑張った私にガッツポーズ入りで「ブラボー!」。
会社に向かうために家を出たらいいお天気、、、「やった、ブラボー!」
電車で席を譲っている人を見ると、心の中で「ブラボー!」。
今朝、すれ違った時にいい笑顔をしていた皆さん、私は心の中で叫んでいます。
「ブラボー!」
今日も素敵な笑顔で、良い1日をお過ごし下さい。
本日も宜しくお願い致します。